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日本人の特徴にあわせた植毛法が必要な理由
日本人と欧米人の特徴の違い
もともと日本人と欧米人は、身体的特徴も違えば美意識も違います。例えるならば、鼻。日本人は低いのを高くするために整形をしますが、欧米人が鼻を整形するといえば、高すぎるのを低くすることがほとんどです。
植毛についても同じです。日本人と欧米人では顔の特徴や頭の形も違いますので、その点を理解し日本人にあわせた植毛術を施すことが、よりナチュラルな仕上がりとなります。
日本人と欧米人の頭髪環境の違い
毛髪の性質が違うことは勿論ですが、東洋人は、西洋人と比較して次のような特徴があります。
- 肌色が濃いので傷跡が目立ちやすい(傷跡は白くなるため)
- 前頭部のヘアライン(生え際)が長い(額の横幅が広い)
- 黒髪のため皮膚の色とのコントラストが強く、毛が増えた印象を得にくい
(金髪の人は、肌の色と毛の色が似ているため、透けた感じがしにくい)
- 頭髪の総数が少ない(日本人の黒髪10万本、欧米人の金髪12万本)
- 基本的に直毛のため、縮毛に比べて毛量が少なく見える
- 西洋人と比べ完全な禿頭の状態は少なく、うぶ毛の間を傷つけないようにしながら、うぶ毛の間への植毛が求められる難しい症例が多い
- 以下の点で、顔が平面的でデザイン上のポイントをつけにくい
◆欧米人は顔から頭頂部にかけてのラインが直線的であるのに対して、東洋人は丸くカーブを描いており、額と頭の境界線がハッキリしておらず、かえって生え際が目立つ
◆鼻の高さ、目の大きさ、あごの出方などで欧米人に比べて凸凹がなくメリハリがない
- 毛の太さは西洋人よりも太いので、一見植毛術を行う際に西洋人に比べ有利に思われますが、その反面、前頭部や頭頂部の毛が細くなると早い段階から毛量のバランスを崩し、少しでも少なくなると気になりやすい
以上の理由により、より手術法の選択が狭くなってしまいます。日本人にはより繊細な手術方法が要求されることとなるのです。そこでスキンクリニックでは、同じ東洋人のChoi医師が考案した「Choi式植毛器」を使用し、日本人の特徴をふまえた術式としてより繊細な施術を可能としています。
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